自己紹介    

クンシラン 令和5年4月29日自宅にて


 私が最初に半田ごてを握ったのは昭和36年3月中学卒業のころです。
 5球スーパーに始まり6336B×2 SEPPOTLアンプに至まで、50年以上真空管アンプの製作を続けていますが、その経験が皆様のお役に立てばと、このホームページを立ち上げることにしました。
 50年前、「真空管アンプの設計と製作」上下巻(武末数馬氏著)を偶然書店で見つけて購入したことが、私をオーディオの道へ迷い込ませてしまいました。 以来、その2冊を「座右の書」としています。 最近、その復刻版が発行されるとのことですが、改めて武末氏の研究に敬意を表します。 私はその著書にあった6336A×2SEPPOTLアンプに魅せられ、いつかは自分もSEPPOTLアンプを製作したいと思い続けてきました。
 平成11年に1次220V−2次100V(200VA)の中古汎用トランス2個を入手し、手持ちのトランスを組み合わせて、試作として36LW6×6SEPPOTLアンプ2台を試行錯誤の上完成させました。
 オシロスコープに映し出された10KHZ矩形波を見て驚きました。無調整でオーバーシュートもリンギングもまったく無し、今までの経験では考えられないことでした。 その時、私はマルチアンプの全てをSEPPOTLに変えようと決心しました。 しかし、SEPPOTLアンプの電源は非常に複雑で、1台のモノラルアンプに4個ものトランスが必要となり、結局トランスを特注することにしました。 某メーカーに見積もりを依頼したところ非常に高価で、とても私の小遣いでは手が出ません。 インターネットでトランスを安く製作してくれそうなところを検索し見積もりを依頼したところ、価格は某メーカーの3分の1以下でしたので、早速発注しました。 見栄えはよくないですが実用本位のトランスです。アルミカバーを自作して取り付けています。 それから4年かかって6台のSEPPOTLによるマルチアンプ方式を完成させ、音楽を楽しんでいます。 まるで電熱器のようなアンプですが、電気料金のことを考えなければ、制作費はOPT付きのPPアンプより少し安く収めることが出来たと思っています。 皆様も是非トライしてみてください。配線は手間がかかりますが、あとは電圧の調整のみで一番面倒な高域の補正はほとんど必要ありません。 無調整でもOPT付きのアンプより10KHZ矩形波は美しく整っています。
 別ページに、各アンプの写真、回路図、測定結果等を掲載しておりますので、ご参考にしてください。
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これからが本当の自己紹介です。
 昭和20年生まれの男性で、家族は妻と子供が4人(女男男女)、孫3人です。
 趣味はもちろんオーディオ、それとボウリング、妻に引かれての山野草めぐりと軽い登山など、お金と暇がなくてゴルフはやりません。 ボウリングは健康のため、月に50G以上プレイすることを目標にしていましたが、最近は20Gがやっとの状態になりました。
 仕事は診療所の事務長兼営繕係をやっていましたが、平成28年6月に退職し、ますますオーディオに熱が入っている今日この頃です。
 以上、簡単に自己紹介をいたしました。宜しくお願いします。





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