6DQ5SEPPアンプの最大出力  平成25年7月12日  


 6DQ5(3結)の負荷抵抗対最大出力、並列本数対最大出力のグラフを作成した。 Ec=0V時のEb-Ib特性曲線を推定で作成したものが第1図である。 6DQ5の許容プレート損失は24W、スクリーン損失は3.2Wであることから、3結時の許容プレート損失はおよそ25W程度と思われる。
 次に、この図を元に計算で求めた負荷抵抗対最大出力(第2図)、並列本数別 プレート電圧対最大出力(第3図)を示す。
 スクリーン電圧の許容値が190VのためEb=180Vで計算した6DQ5SEPPアンプの最大出力は17KV6Aと同等、6JS6を少し下回る程度となった。負荷抵抗150Ω前後で最大出力18W程度が得られる模様。

 以下の、グラフ等は全て計算により導かれたものであり、実測値とは少し誤差があると思われる。その点はご了承の上、あくまでも、目安としてご利用いただきたい。




第1図 6DQ5Eb−Ib特性曲線(推定)



第2図 6DQ5負荷抵抗対最大出力
(プレート電圧180Vにて計算)



第3図 6DQ5並列本数(n)別 プレート電圧対最大出力

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